1: :2013/11/10(日) 15:52:39.16 ID:
見つかった手紙=ジェリー・キースさん提供
(CNN) 米オレゴン州で販売された中国製のハロウィーン用品セットの中から、中国の労働教養所の過酷な
実態を訴える1通の手紙が見つかり、世界の脚光を浴びる出来事があった。CNNは数カ月がかりの取材で手紙
を書いた男性を見つけ出し、匿名を条件に北京支局で話を聞くことができた。
発端は、オレゴン州ダマスカスに住むジュリー・キースさんが地元のスーパーマーケットで29ドルで買ったハ
ロウィーン装飾グッズのセットだった。昨年のハロウィーンを前に包装を解いたところ、中から1通の手紙が出
て来た。
「この商品を買った方へ。どうかこの手紙を世界人権機関に届けてください」。英語と中国語で助けを求める内
容だった。
手紙の主は、この製品を製造している「馬三家労働教養所」の収容者を名乗り、過酷な労働を強いられ、言葉や
暴力による虐待や拷問を受けている実態を記していた。
最初はでっちあげかもしれないと疑ったキースさんだが、インターネットで調べた結果、本当かもしれないと思
うようになった。
「中国の強制労働所のことは知っていたが、これは顔面を殴られたような衝撃だった。この人が今も生きている
のか死亡したのかは分からない」と話す。
労働教養所のフェンス
手紙は差出人の希望通り人権団体に届けたが、返答はなかった。そこでフェイスブックに掲載したところ、地元
の新聞が1面で取り上げ、一躍、中国の労働教養所の実態に各国の注目が集まった。
CNNは信頼できる筋を通じてこの手紙を書いたという男性を探し出した。男性は既に出所して北京で暮らして
おり、身元が分かれば再び労働教養所に送り返される恐れもあるため、匿名で取材に応じた。
男性は、中国が活動を禁止している気功集団「法輪功」のメンバーで、2008年の北京五輪の数カ月前、警察
に拘束され、禁錮2年半の判決を受けて馬三家労働教養所に収容されたという。
「あそこへ行ったことのない人には想像さえできないだろう」「彼らがまず始めにやることは、人としての尊厳
を奪い、辱めることだ」と振り返る。
特にこの男性のように改宗を拒んだ収容者に対しては、組織的な暴行や、眠らせないなどの拷問が行われたと男
性は言う。具体的な内容はあまりに残虐過ぎて口にできないと話した。
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に続きます 引用先: CNN 2013/11/07
http://www.cnn.co.jp/special/cnnasia/35039573.html?tag=top;topSp